サッカー戦術 迫力

迫力

今迄サッカーのワールドカップと言えば雲の上の存在で我が国に取っては大きな関心事では有りませんでした。Jリーグができ海外から外国人選手や監督、コーチが各チームに入団するようになりますと、リーグ全体が活性化されました。今までどちらかと言うと基本に忠実な戦術が中心でリスクを侵さず粘りに粘って僅差の勝利を目指すやり方が一般的でありましたが、欧州や南米の超攻撃的な戦術を取り入れ始めました。

最初の頃は選手関の意思疎通が上手くいかず、敗戦の結果の山済みでしたが、徐々に選手も慣れ始め迫力ある分厚い攻撃が出来る様になりました。スピードのある攻撃とアタックの回数により相手デフェンス陣が根負けし、大量点での勝利が続きました。サッカーでワンランク上と思われていた戦術が、国内リーグの使われ始めたのです。当然相手側もデフェンスのシフト変更、場合によってはデフェンスの増員等の対抗処置を検討開始しました。

一方ファン側の観戦術も変わり始めたのです。今までのただ観戦するだけではなく、オフェンスのフォーメーションや対抗するデフェンスの守備体型迄目が行く様になり、サッカー観戦のレベルが上がり、それを楽しみにするファンも増え始めています。